クイック・ビギニング
パーソナル・コミュニケーションズは、エミュレーター構成情報をワークステーション・プロファイル (.WS) に、また SNA 情報を構成ファイル (.ACG) に保管します。パーソナル・コミュニケーションズの構成によって、ワークステーション・プロファイルだけがある場合と、ワークステーション・プロファイルと構成ファイルの両方がある場合があります。ワークステーション・プロファイルは、後で他のパーソナル・コミュニケーションズで使用することもできますし、このセッションを再始動するために使用することもできます。
SNA 構成ファイル (.ACG) は、パーソナル・コミュニケーションズの SNA ノードを初期設定するのに使用します。
それぞれのワークステーション・プロファイルに対応するアイコンを作成することができます。このセッション・アイコンを選択すると、保管されているワークステーション・プロファイルを使用してホスト・システムとの通信が確立されます。
- 注:
- SNA ホストに接続するために複数のワークステーション・プロファイルを構成する場合には、すべてのプロファイルについて同一の SNA 構成ファイルを使用することをお勧めします。もし同一の SNA 構成ファイルを使用しない場合には、2 つの構成ファイルの (3270 セッションの) リンク名または PU 名が競合していないことを確認してください。さらに、ローカル・システム情報は、「ローカル・システムの構成」ウィンドウ間では同一のものでなければなりません。情報が一致していない場合、予期しない動作や矛盾した動作が発生します。
- iSeries、eServer
i5、または System i5 用の構成
- iSeries、eServer
i5、または System i5 に接続するには、ワークステーション・プロファイル内の特定の構成情報が iSeries、eServer i5、または System i5 システムで指定されている情報と対応している必要があります。
iSeries、eServer i5、または System i5 システムでのディスプレイ、回線、およびコントローラーの記述についての詳細は、「エミュレーター・ユーザーのための解説書」にある iSeries、eServer
i5、または System i5 の構成例を参照してください。
複数のリンクを構成したい場合は、「管理者ガイドおよび解説書」を参照してください。
新規セッションを作成するには、以下の手順を行います。
- 「スタート」メニューから、「プログラム」->「IBM パーソナル・コミュニケーションズ」->
「セッションの開始または構成」をクリックする。
- 「Session Manager」ダイアログから、「新規セッション」をクリックする。
「通信の構成」ウィンドウが表示されます。
- 「ホストのタイプ」ドロップダウン・リスト・ボックスからホストのタイプを選択する。
- 「インターフェース」ドロップダウン・リスト・ボックスから、使用するインターフェースを選択する。
- 使用したい接続タイプを「接続タイプ」ドロップダウン・リスト・ボックスから選択する。
- 「セッション・パラメーター」をクリックして、セッション・タイプ (ディスプレイまたはプリンター)、ホスト・コード・ページ、およびディスプレイ/グラフィック・オプションを変更する。
「セッション・パラメーター - 3270、5250、ASCII、または S/3X - ホスト」ウィンドウが表示されます (ステップ 3 で選択したホストによって表示されるウィンドウが異なります)。「OK」をクリックします。
- 「リンク・パラメーター」をクリックする。
SNA 接続を選択した場合には、SNA 接続を構成するように指示するプロンプトが出されます。各ページに適切な情報を入力し、「次へ」をクリックして次に進みます。変更が完了したら、「終了」をクリックします。
"SNA 構成を保管する" で説明されている方法で SNA 構成を保管します。
SNA 以外の接続タイプを選択した場合には、表示されたウィンドウでパラメーターの選択を行います。「ヘルプ」をクリックするか、F1 を押してパラメーターの詳細を表示させます。終了したら、「OK」をクリックします。SNA 構成を保管する必要はありません。
- 注:
-
ホストが SSL (Secure Sockets Layer) または TLS (Transport Security
Layer) をサポートする構成の場合は、「セキュリティー・セットアップ (Security
Setup)」タブをクリックします。セッション・セキュリティーの構成の詳細については、「管理者ガイドおよび解説書」を参照してください。
- 「ホスト定義 (Host Definition)」タブをクリックして、「接続オプション (Connection Options)」を構成する。
- 「自動再接続 (Auto-reconnect)」を選択して、割り込まれた接続を再確立する。
- 「接続タイムアウト (Connection Timeout)」値によって、パーソナル・コミュニケーションズがホストへの接続を待つ必要がある時間の長さが示される。
- デフォルトでは、「最後に構成されたホストへの接続を無限に試行 (Try connecting to last
configured host infinitely)」オプションが使用可能にされる。最後に正しく構成されたサーバー/ホストからの接続要求に対する肯定応答を、パーソナル・コミュニケーションズに自動的および無限に待たせたくない場合は、このボックスのチェックを外します。
- Kerberos 認証を使用可能にするには、「Kerberos プリンシパルを使用してサインオンをバイパスする (Bypass signon using Kerberos principal)」を選択する。TN5250 折衝中にチケットが生成され、iSeries、eServer
i5、または System i5 ホストに渡されます。このオプションを使用できるのは、5250 ディスプレイ・セッションだけです。
- 注:
- Kerberos 認証を使用するには、Windows ドメインにログインする必要があります。特定の詳細については、関連する Microsoft 資料を参照してください。高速ログオン機能の詳細については、「管理者ガイドおよび解説書」を参照してください。
- プリンターのアソシエーションをセットアップするには、「プリンターのアソシエーション」タブをクリックして、以下の手順を行う。
- 「関連したプリンター・セッション」を選択する。
- 特定の端末と関連付けたプリンターの .WS ファイルを入力する。「ブラウズ」をクリックしてファイルを見つけることもできます。
以下のオプションも設定できます。
- 必要なら、「最小化された関連したプリンターの開始」チェック・ボックスを選択する。このオプションは、関連したプリンターが選択されるまで使用できません。
- 必要なら、「このセッションに関連したプリンター・セッションを自動的に終了」チェック・ボックスを選択する。このオプションは、関連したプリンターが選択されるまで使用できません。
- 「関連装置名」を選択して、ディスプレイ・セッションと現在 iSeries、eServer
i5、または System i5 ホスト上にあるプリンター装置を関連付ける。このオプションを使用できるのは、5250 セッションだけです。
- セッション・オプションの構成後に、「Telnet」タブ・パネルの「OK」をクリックする。
- 「通信の構成」ウィンドウで「OK」をクリックする。セッションが自動的に表示されます。
ワークステーション・プロファイルを保管するに記載されている方法でワークステーション・プロファイルを保管します。
- 注:
- パーソナル・コミュニケーションズの前のバージョンで作成したユーザー・プロファイルがあると、SNA 接続を介して iSeries、eServer
i5、または System i5 ホストに接続するときに自動ログオンが機能しないことがあります。その場合には、作成し直す必要があります。「セッション・パラメーター - 5250 ホスト」ウィンドウから「ユーザー・プロファイルの設定」を選択してください。
この項では、構成情報の保管方法について説明します。
SNA 構成情報は .ACG ファイルに、エミュレーター構成情報はワークステーション・プロファイル (.WS) にそれぞれ保管されます。
SNA 接続の構成を作成または変更すると、自動的に「新規保管」ウィンドウが表示されます。この情報を構成ファイルに保管するには、以下の手順を行います。
- ファイル名を入力し、「保管」をクリックする。デフォルトのファイル・タイプは .ACG で、デフォルト・ディレクトリーはインストール中に指定されたアプリケーション・データ・ディレクトリーです。
SNA 構成ファイルを保管すると、このファイルは SNA ノードのデフォルト構成になります。
「通信の構成」ウィンドウに戻ります。
- セッション・ウィンドウに戻るまで「OK」をクリックし、次のセクション「ワークステーション・プロファイルを保管する」の説明に従って、ワークステーション・プロファイルを保管する。
- 注:
- SNA .ACG 構成を変更または作成するには、Power USER 権限またはアドミニストレーター権限が必要です。
エミュレーター構成情報を保管しておくと、次にセッションを開始するときにも同じ設定が使用されます。アイコンを「パーソナル・コミュニケーションズ」フォルダーに追加しておくと、「スタート」メニューからこのアイコンをクリックすることにより、保管されている構成情報を使用してセッションを再始動することができます。セッションをクローズするときには、セッションの構成情報を保管するかどうか尋ねられます。作業中、任意の時点で情報を保管するには、以下の手順を行います。
- セッション・ウィンドウの「ファイル」メニューから「保管」を選択する。
「ワークステーション・プロファイルの新規保管」ウィンドウが表示されます。
- ファイル名 (.WS) を入力し、「OK」をクリックする。記述を入力しない場合、ユーザーが入力した名前がアイコンのタイトルになります。このファイルを保管するディレクトリーは選択することができますが、デフォルト・ディレクトリーはインストール中に指定したアプリケーション・データ・ディレクトリーになる点に注意してください。
- プロファイルに関連付けられているアイコンが Session Manager に表示されます。
ワークステーション・プロファイルの構成パラメーターおよび SNA 構成をすべて変更できます。
次に挙げる方法によって、セッションに関する SNA 構成の基本的構成パラメーターを変更することができます。
- エミュレーター SNA 構成ウィザードを使用する方法
- SNA ノード構成をユーティリティーを使用する方法
- ASCII エディターで構成ファイルを編集する方法
- 注:
- 拡張構成オプションを変更する場合、またはデフォルト構成を指定する場合には、SNA ノード構成プログラムを使用する必要があります。このプログラムにより、エミュレーター・ウィザードより多数の構成オプションが提供されます。構成ファイルを手作業で編集する場合には、そのファイルを最初に使用する前に、なるべく「SNA ノード構成の検査」ユーティリティーを利用するようにしてください。
SNA 構成を変更するには、以下の手順を行います。
- 「通信」メニューから「構成」を選択し、次に「セッション・パラメーター」をクリックする。
- 必要なら、このウィンドウにあるパラメーターを更し、「OK」をクリックする。
- 「リンク・パラメーター」をクリックする。
デフォルト構成ファイルは自動的にオープンされるようにしてください。他の構成を変更するには、「既存」をクリックして、変更する構成ファイルを選択します。
ウィザードが表示されて、構成の作業を進めるよう指示されます。
- 変更を行い、「次へ」をクリックする。
ここで、ウィザードに従って進み、必要であれば追加の変更を行うことができるようになりました。
- 変更が完了したら、「終了」をクリックする。
- 既存の構成を置換するには、「はい」を選択して既存の構成を上書きする。既存の構成をもとにして新しい構成を作成するには、新しいファイル名を入力します。ただし、新しい構成をデフォルトの構成にする場合は、必ず SNA ノード構成を使用してください。
- セッション・ウィンドウに戻るまで「OK」をクリックする。
SNA ノード構成プログラムは、.ACG ファイルの内容を管理するグラフィカル・ユーザー・インターフェース (GUI) です。このプログラムを用いると、個々の SNA リソースを定義したり、それらのリソースの定義を変更したりすることができます。
これにより、SNA ノードを構成するためのインターフェースを使用せずに、構成ファイルの作成や変更を行うことができます。ASCII エディターはどれでも使用できます。ファイルの編集時に間違いがなかったかどうかを確認するための検査ツールも用意されています。
ASCII エディターを使って構成データを編集する方法、および編集時に変更した部分を検査する方法については、「Configuration File Reference」マニュアルを参照してください。
ワークステーション・プロファイルを変更するには、以下の手順を行います。
- セッション・ウィンドウがアクティブでない場合は、変更するワークステーション・プロファイルに対応するアイコンを選択する。
セッション・ウィンドウが表示されます。
- 「通信」メニューから「構成」を選択する。
この後の手順は、ステップ 3 から始まる新しい構成の設定手順と同じです。
- 変更が完了すると、次のメッセージが表示されます。
Because you have changed the configuration,
communication will be terminated if you
proceed. Are you sure?
「OK」をクリックすると通信が終了しますが、新しい構成情報によって再接続されます。
変更内容をワークステーション・プロファイルに保管するには、セッション・ウィンドウの「ファイル」メニューで「保管」をクリックし、次に「はい」をクリックして既存のファイルを上書きします。既存のファイルに上書きしない場合は、「いいえ」を選択して新しい構成ファイルに保管します。
| ヒント |
|---|
|
「編集 (Edit)」メニューから「設定 (Preference)」->「終了」を選択し、「終了オプション」ダイアログで「終了時に変更を保管」の選択を解除しない限り、セッション終了時に変更内容が自動的にワークステーション・プロファイルに保管されます。 |
印刷およびその他の構成オプションについての追加情報は、「管理者ガイドおよび解説書」の双方向言語サポートのセクションを参照してください。
タイ語用に構成するには、以下のようにします。
- 「通信」メニューから「構成」と選択する。
- 「セッション・パラメーター」をクリックする。
- それぞれの構成ごとに、「ホスト・コード・ページ」が以下のいずれかになるように選択してください。
タイ語のキーボード入力を使用可能にするには、以下のようにします。
- 「編集 (Edit)」メニューから「設定 (Preference)」->「キーボード」と選択する。
- 「キーボード・レイアウト: タイ語」を選択する。
ヒンディ語用に構成するには、以下のようにします。
- 「通信」メニューから「構成」と選択する。
- 「セッション・パラメーター」をクリックする。
- それぞれの構成ごとに、「ホスト・コード・ページ」が以下のいずれかになるように選択してください。
ヒンディ語のキーボードを使用可能にするために、以下のようにしてください。
- 「編集 (Edit)」メニューから「設定 (Preference)」->「キーボード」と選択する。
- 「キーボード・レイアウト: インド語 -- ヒンディ語」を選択する。
ヒンディ語サポートの詳細は、「管理者ガイドおよび解説書」を参照してください。
アラビア語のワークステーションを設定するには、以下のようにします。
- 「通信」プルダウン・メニューから、「構成」を選択する。
- 「セッション・パラメーター」をクリックして、「通信の構成」パネルを表示する。
- ホスト・コード・ページとして「420 アラビア語会話」を選択する。
- 注:
-
5250 印刷セッションの場合、420 ホスト・コード・ページを選択するとパーソナル・コミュニケーションズに PCSPDA.DAT ファイルをロードするかどうかのプロンプトが出されます。このファイルは、ホストの指定したフォントがタイプ入力アラビア語印刷フォントに正しくマップされるようにします。アラビア語セッションの DAT ファイル・オプションについての詳細は、「管理者ガイドおよび解説書」の双方向言語サポートのセクションを参照してください。
- 「セッション・パラメーター」パネルで、「OK」をクリックする。
- 「通信の構成」パネルで「OK」をクリックする。
- 「編集 (Edit)」->「設定 (Preference)」プルダウン・メニューから「キーボード」を選択する。キーボード・レイアウトとして「アラビア語会話」を選択します。
- 「編集 (Edit)」->「設定 (Preference)」->「外観」プルダウン・メニューから、「フォント」を選択する。「自動サイズ」リスト・ボックスまたは「固定サイズ」フォント選択で「ARB3270」を選択します。これにより、表示用のアクティブ・フォントが必ずアラビア語フォントになります。
- 「編集 (Edit)」->「設定 (Preference)」プルダウン・メニューから、「API」を選択する。
- 「DDE/EHLLAPI」を選択し、
PC コード・ページ用に「1256」を選択する。
- 「ファイル」プルダウン・メニューから「ページ設定」を選択する。アラビア語ファイルが印刷できるように、フォントとして「タイプ入力アラビア語」を選択します。
アラビア語の場合、数値スワップまたは対称スワップ用に設定するには、以下のようにします。
- 「編集 (Edit)」メニューから「設定 (Preference)」->「外観」->「ディスプレイの表示」と選択する。
- 左にあるリスト・ボックスから「スワップ」を選択する。数値および対称文字の設定が表示されます。変更は即時にアクティブ・セッションに反映されます。
- 注:
- 数値スワップを使用できるのは、3270 セッションだけです。この機能は、iSeries、eServer
i5、または System i5 セッションでは選択できません。
ヘブライ語のワークステーションを設定するには、以下のようにします。
- 「通信」プルダウン・メニューから、「構成」を選択し、「セッション・パラメーター」をクリックして、「通信の構成」パネルを表示する。
- ホスト・コード・ページとして「424 ヘブライ語 (Bulletin コード)」または「803 ヘブライ語 (旧コード)」を選択する。
- 「セッション・パラメーター」パネルで、「OK」をクリックする。
- 「通信の構成」パネルで「OK」をクリックする。
- 「編集 (Edit)」->「設定 (Preference)」プルダウン・メニューから「キーボード」を選択する。キーボード・レイアウトとして、「ヘブライ語 (Bulletin コード)」または「ヘブライ語 (旧コード)」を選択します。
- 「編集 (Edit)」->「設定 (Preference)」プルダウン・メニューから、「転送」を選択する。
- 「一般」タブで、「PC コード・ページ」リストから、「862」、「916」、または 「1255」を選択する。
- 「編集 (Edit)」->「設定 (Preference)」プルダウン・メニューから、「API」を選択する。
- 「DDE/EHLLAPI」ボックスをチェックし、それから「PC コード・ページ」として「862」、「916」、または「1255」を選択する。
- 「編集 (Edit)」->「設定 (Preference)」->「外観」プルダウン・メニューから、「フォント」を選択する。
- 「自動サイズ」リスト・ボックスで「HEB3270」を選択するか、または「固定サイズ」フォント選択で字体の適切なサイズを選択する。
- 「ファイル」プルダウン・メニューから「ページ設定」を選択する。
- 「テキスト」タブで、
(Courier
Heb) プリンター・フォントを選択する。
3270 アラビア語プリンター・セッション (コード・ページ 420) の場合は、RTL (右から左) 方向にファイルを印刷できます。「プリンター設定 (Printer Setup)」ダイアログで右から左方向を選択してください。その後、対称または数値スワッピングのオプションを選択できます。
5250 プリンター・セッションの場合は、「ページ設定 (Page Setup)」ダイアログで「拡張オプション (Advanced Options)」タブをクリックします。「プリンター・フォント・コード・ページ (Printer Font Code Page)」を 1008 に設定してください。
3270 セッションの場合は、「ページ設定 (Page Setup)」ダイアログで「テキスト (Text)」タブをクリックします。「フォント」を「アラビア語入力 (Typing Arabic)」に設定します。
5250 プリンター・セッションの場合は、「ページ設定 (Page Setup)」ダイアログで「拡張オプション (Advanced Options)」タブをクリックします。「プリンター・フォント・コード・ページ (Printer Font Code Page)」を 864 に設定します。
5250 プリンター・セッションの場合は、「ページ設定 (Page Setup)」ダイアログで「拡張オプション (Advanced Options)」タブをクリックします。「プリンター・フォント・コード・ページ (Printer Font Code Page)」を 864 に設定します。
双方向レイアウト・エンジンは、アラビア文字の可視表現と暗黙表現を変換します。可視表現の Lam-Alef 連字は、暗黙表現の <Lam> 文字と <Alef> 文字に拡張されます。アラビア語テキストの終わり (すなわち、English フィールドの始め) に Lam-Alef を拡張できるだけの十分な空きスペースがない場合、Arabic フィールドの終わりにある文字は失われ、<SUB> 制御文字で置き換えられます。
フィールドの始めに十分な数のスペースを確保するために、パーソナル・コミュニケーションズは、各 <Lam-Alef> 文字につき 1 スペースを保護します。保護されたスペースに文字を入力しようとすると、エラー・メッセージが戻されます。
次の例で、Arabic フィールドの始めに <Lam-Alef> 文字を 1 文字入力すると、English フィールドの始めにスペースが 1 つ保護されます。
| 位置
| 1
| 2
| 3
| 4
| 6
|
| 文字
| 許可されていない (保護)
| オープン
| オープン
| オープン
| <Lam-Alef>
|
この例では、2 つの <Lam-Alef> 文字が入力されたため、パーソナル・コミュニケーションズは、Arabic フィールドの始めに 2 つのスペースを保護します。
| 位置
| 1
| 2
| 3
| 4
| 5
|
| 文字
| 許可されていない (保護)
| 許可されていない (保護)
| オープン
| <Lam-Alef>
| <Lam-Alef>
|
注:
- フィールド内に使用できる無保護スペースがそれ以上ないのに、さらに文字を追加入力しようとすると、エラー・メッセージが表示され、キーボードはロックされます。キーボードをアンロックするには、「リセット」をクリックします。
- 貼り付け機能および削除機能の場合、<Lam-Alef> 文字を入力しようとするときにフィールドの最左端のスペース (上の例では位置 1) がブランクでないと、<Lam-Alef> 文字は入力できないため、パーソナル・コミュニケーションズは無効なキー・エラー・メッセージを戻します。
- この拡張機能は、Windows Terminal Server ではサポートされません。
この拡張保護機能は、「編集 (Edit)」->「設定 (Preferences)」
->「外観」->「ディスプレイの設定」メニューで使用可能 (Enable) にできます。
アラビア語の場合、PC とホストとの間でファイルを転送する場合に使用可能な PC コード・ページは、864
(IBM PC アラビア語)
および 1256 (Microsoft Windows アラビア語) です。
ヘブライ語では、PC とホストとの間でファイルを転送する場合に使用可能な PC コード・ページは、862 (IBM PC ヘブライ語)
、916 (ISO 準拠ヘブライ語)、および 1255 (Microsoft Windows ヘブライ語) です。
- 注:
-
PC ファイルをホストにアップロードするときに、PC の行の長さよりも小さなレコード長を指定した場合、ホストで行が誤った位置で折り返す場合があります。この問題を回避するためには、PC 行の最大長よりも大きなレコード長を指定して PC ファイルをアップロードする必要があります。その後、ホスト・エディター (XEDIT など) を使用して行を分割できます。
ファイル転送パラメーターは、次の手順を使用して設定できます。
- 「セッション」ウィンドウで「編集 (Edit)」->「設定 (Preference)」->
「転送」をクリックする。
- 「全般」タブをクリックする。
- 「BIDI オプション」をクリックする。
次のオプションを変更できます。
- 右から左の「ホスト・ファイル方向 (Host File Orientation)」の場合、「右から左 (Right to Left)」を選択する。ホスト・ファイルの方向が左から右である場合は、「左から右 (Left to Right)」を選択します。
- 右から左の「PC ファイル方向 (PC File Orientation)」の場合、「右から左 (Right to Left)」を選択する。PC ファイルの方向が左から右である場合は、「左から右 (Left to Right)」を選択します。
- ホストと PC コード・ページ
1255 または 1256 を使用する PC との間でファイルを転送するときには、
PC ファイル・タイプの「表示」を選択して、ファイルを表示モードで転送できる。それ以外の場合、「暗黙」を使用して、論理モードでファイルを転送します。「暗黙」がデフォルトの設定値です。
- ホストにアラビア語ファイルをアップロードしている (送信している) 場合は、「Lam-Alef 圧縮」を選択する。ホストからアラビア語ファイルをダウンロードしている (受信している) 場合は、「Lam-Alef 拡張」を選択します。
- 「対称スワッピング (Symmetric Swapping)」を使用して、スワップ可能文字をリセットする。たとえば、右から左のストリングでは (アンド) は逆になります。
- アラビア文字が前に付く場合は、「往復 (Round Trip)」オプションを使用して、数表示の反転を使用不可にする。
- 数表示形状の場合は、該当する形状で、「名目」、「国別」、または 「コンテキスト」を選択する。
- 注:
- RTL 画面で「ファイル送信 (Send File)」または「ファイル受信 (Receive File)」を実行するときは、「数値および対称スワッピング (Numeric and Symmetric Swapping)」が使用不可になっている必要があります。そのためには、「編集 (Edit)」-> 「設定 (Preference)」->「セットアップ表示 (Display Setup)」をクリックします。「スワッピング (Swapping)」の選択で、「対称スワッピング (Symmetric Swapping)」および「数値スワッピング (Numeric Swapping)」を「No」に設定します。
PC と iSeries、eServer
i5、または System i5 間で
SQL データを転送する場合に使用可能な PC コード・ページは 864
(IBM アラビア語) および 1256 (Microsoft Windows アラビア語) です。データを転送するには、以下のことを行なってください。
- 「編集」メニューから「設定 (Preference)」->「転送」を選択する。
- 「変換テーブルの設定」タブ用のタブを選択する。
- 「ユーザー定義」を選択する。
- 「ホスト・コード・ページ: 420 アラビア語会話」を選択する。
- 「PC コード・ページ: 864 or 1256」を選択する。
コード・ページ 1256 が選択されている場合、ファイル転送で説明されているように、ユーザーはホスト・ファイルの方向を示すのためのパラメーターを設定しなければなりません。
双方向セッションの場合のホストおよび PC のデフォルト・コード・ページは、Windows システムのロケールによって異なります。ヘブライ語の Windows では、ホスト・コード・ページは 424 で、PC コード・ページは 1255 です。アラビア語の Windows では、ホスト・コード・ページは 420 で、PC コード・ページは 1256 です。これらの値は手動で変更できます。
ホスト・セッションでは、画面の下部の行はオペレーター情報域 (OIA) と呼ばれます。この行は常に左から右に表示されます。アラビア語環境では、次の記号が使用されます。
- 言語標識
- 分離された EIN

現行の言語はアラビア語
- E: 現行の言語は英語
- 画面方向
- S>: 左から右の画面方向
- <S: 右から左の画面方向
- タイプ方向
- =>: 左から右の方向
- <=: 右から左の方向
-
: 左から右プッシュ方向 (3270 のみ)
-
: 右から左プッシュ方向 (3270 のみ)
- 自動フィールド強調反転機能がアクティブ (3270 のみ)
- 番号の自動フィールド強調反転 (3270 のみ)
- 自動プッシュ・アクティブ標識 (3270 のみ)
- アラビア語文字の形状モード
- 文字 Alef-Madda
は CSD モードを示します。
- 分離された GHEIN
は基本/分離形状モードを示します。
- 初期 GHEIN
は初期形状モードを示します (3270 のみ)。
- 中期 GHEIN
は中期形状モードを示します (3270 のみ)
- 最終 GHEIN
は最終形状モードを示します (3270 のみ)。
ホスト・モードで作業している場合は、画面の最終行がオペレーター情報域 (OIA) です。この行は常に左から右に表示されます。ヘブライ語環境の作業では、次の記号が使用されます。
- 言語標識
- H: 現行の言語はヘブライ語
- E: 現行の言語は英語
- 画面方向
- S>: 左から右の画面方向
- <S: 右から左の画面方向
- タイプ方向
- =>: 左から右の方向
- <=: 右から左の方向
- #>: 左から右プッシュ方向 (3270 のみ)
- <#: 右から左プッシュ方向 (3270 のみ)
- 自動フィールド強調反転機能がアクティブ - 双方向矢印
- 番号の自動フィールド強調反転
- Autopush アクティブ標識
VT エミュレーションでアラビア語またはヘブライ語ワークステーションを設定するには、以下を実行します。
- 「通信」プルダウン・メニューから、「構成」を選択する。
- ホスト・タイプに「ASCII」を選択する。
- 「セッション・パラメーター」ボタンをクリックする。
- 「国別」ホスト・コード・ページ・タイプを選択する。
- ホスト・コード・ページを選択する。
- アラビア語用に構成している場合は、8 ビット・コード・ページ用には「アラビア語 ASMO 708」を選択し、7 ビット・コード・ページ用には「アラビア語 ASMO 449」を選択する。
- ヘブライ語用に構成している場合は、「ヘブライ語 ISO」または「ヘブライ語 NRCS」を選択する。
- 「拡張」ボタンをクリックする。
- 「BIDI オプション」ボタンをクリックする。
- 「拡張 BIDI ASCII ホスト」ダイアログから双方向オプションを設定する。
- アラビア語用に構成している場合は、以下のようにします。
- 「数表示形状」を選択する。
- 「BIDI モード」を選択してオンまたはオフにする。
- ヘブライ語用に構成している場合は、以下のようにします。
- 「テキスト・タイプの表示」を選択する。
- 「カーソル方向」を選択する (表示ヘブライ語セッションのみ)。
- それぞれのパネルで「OK」をクリックして、オープンしているダイアログをクローズする。
- 「編集 (Edit)」プルダウン・メニューに進んでフォントを選択し、「設定 (Preference)」->「外観」->「フォント」と選択する。
- 「字体」を選択する。
- ヘブライ語用に構成している場合は、「HEB3270」を選択する。
- アラビア語用に構成している場合は、「AVT3270」を選択する。
ファイル転送中には、自動的にコード・ページ変換が生じます。しかし、これは 8 ビット・コード・ページにのみ有効です。
アラビア語のワークステーションの場合は、送信中にアラビア語 ASMO 708 から 1256
に変換されます。受信時には、コード・ページ変換は反転します。
ヘブライ語のワークステーションの場合は、送信中にヘブライ語 ISO から 1255 に変換されます。受信時には、コード・ページ変換は反転します。
コピーおよび貼り付けの操作中には、自動的にコード・ページ変換が生じます。アラビア語の場合は、変換は現行ホスト・コード・ページから 1256 へ、およびその逆です。ヘブライ語の場合は、変換は現行ホスト・コード・ページから
1255 へ、およびその逆です。
アラビア語またはヘブライ語セッションで画面を印刷するには、以下のようにします。
- 「ファイル」メニューから「ページ設定」を選択する。
- アラビア語セッションの場合は、「タイプ入力アラビア語 VT (Typing Arabic VT)」フォントを選択する。ヘブライ語セッションの場合は、「Courier Heb」フォントを選択します。
アラビア語環境では、次の OIA 記号が使用されます。
- 言語標識
- AIN (アラビア語文字): 現行の言語はアラビア語
- E: 現行の言語は英語
- 画面方向
- S>: 左から右の画面方向
- <S: 右から左の画面方向
- 列見出し
ヘブライ語環境では、次の OIA 記号が使用されます。
- 言語標識
- H: 現行の言語はヘブライ語
- E: 現行の言語は英語
- 画面方向
- S>: 左から右の画面方向
- <S: 右から左の画面方向
- テキスト・タイプ・モード
- I: 論理/暗黙テキスト・モード
- V: 表示テキスト・モード
- カーソル方向
ヘブライ語セッション用に拡張 ASCII 双方向オプションを設定するには、以下のようにします。
- 該当するヘブライ語ホスト・コード・ページを選択する。「セッション・パラメーター - ASCII ホスト」パネルで、「拡張」ボタンをクリックします。
- 「通信のカスタマイズ - 拡張 ASCII ホスト
(Customize Communications - Advanced ASCII Host)」パネルの「BIDI オプション」ボタンをクリックする。
- 「テキスト・タイプの表示」で、「論理」または「表示」のいずれかを選択する。
- 論理ヘブライ語セッションの場合は、スマート順序付けオプションで、「使用する」または「使用しない」を選択する。スマート順序付けを使用可能にするには、「テキスト属性の表示」オプションで、「はい」または 「いいえ」を選択します。
- ヘブライ語表示セッションでは、左から右または右から左の「カーソル方向」を選択する。
アラビア語セッション用に拡張 ASCII 双方向オプションを設定するには、以下のようにします。
- 該当するアラビア語ホスト・コード・ページを選択する。「セッション・パラメーター - ASCII ホスト」パネルで、「拡張」ボタンをクリックします。
- 「通信のカスタマイズ - 拡張 ASCII ホスト
(Customize Communications - Advanced ASCII Host)」パネルの「BIDI オプション」ボタンをクリックする。
- 「数表示形状」で、「コンテキスト」、「名目」、または「国別」を選択する。
- BIDI モードで、「オン」または 「オフ」のいずれかを選択する。
- スマート順序付けオプションで、「使用する」または「使用しない」を選択する。スマート順序付けを使用可能にするには、「テキスト属性の表示」オプションで、「はい」または 「いいえ」を選択します。
[ ページのトップ | 前ページ | 次ページ | 目次 | 索引 ]